桜咲く春、新しい一歩

2025/04/10 ブログ

新しい制服に袖を通した学生たちが今日も通りを歩いています。

塾への道、公園でふと見上げれば桜が満開です。春の風に花びらが舞い、街全体が新しい季節を祝っているようです。

一昨日、高校に進学した卒業生が真新しい制服を着てご家族と一緒に挨拶に来てくれました。
新しい学校での希望の言葉を聞くたびに本当に嬉しくなります。卒業生たちはもう次のステージへ進んでいるんだな、としみじみ感じました。

中には制服姿で「自習していっていいですか?」と立ち寄ってくれた子もいました。
新生活での不安もあると思いますが、熱中して勉強する顔を見せてくれると、私たちのほうが励まされます。塾という場所はただ勉強するだけでなく「戻ってこられる場所」でありたいと思います。

さて、新年度が始まり教室にも新しい顔が増えてきました。
小学校から中学校へ、中学校から高校へ、それぞれの子が「新しい自分」に出会う準備をしています。まだ緊張した面持ちの新入生たち。しかしそんな中にも「もっと頑張ってみたい」という静かな意志が感じられます。


この春、新たなスタートラインに立ったみなさんへ。

進級・進学はゴールではありません。それは、もっと広い世界を知るためのスタートです。つまずくこともあるかもしれません。でも、つまずいた分だけ自分の足で立ち直る力も育っていきます。

わたしたちは、そんな一人ひとりの成長をこれからも全力で応援していきます。

春は、出会いと別れの季節。
でもそれは、どちらも「未来へつながる一歩」なのです。

今年もまたたくさんの物語が生まれることでしょう。
桜の花のように、それぞれの子どもたちが自分の色で咲いていけますように。