冬の入り口をつっ走る

2025/12/02 ブログ
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12月に入り、今年も残すところあとわずかとなりました。暦の上では「師走」。常に落ち着いている師(僧侶)すら走るほど忙しいと言われるこの年末の時期はただでさえ慌ただしさが増していきますが、受験を控える中学3年生にとってはまさに最後の走り出しの季節でもあります。

埼玉県公立高校入試までのカウントダウンは先日の土曜日に残り90日を切って、残り86日となりました。
ついにカウントダウンが「3か月を切った」領域にはいりました。数字で見るといよいよ焦りが現実味を持って胸に迫ってくる頃かもしれません。けれど実際にはまだやれることがたくさんあります。
この「86日」という時間は、ただ減っていくものではなく積み上げられる時間。今机に向かっている1分1秒が確実に春の合格へと繋がっていきます。

 

朝晩の冷え込みと冬の勉強リズム

今週の最低気温はついに1まで下がり、いよいよ本格的な冬の気配がやってきました。外に出ると空気がピンと張り詰めて、息を吸うと胸の奥まで冷気が届くような感覚になります。

この季節、体調管理は受験勉強と同じくらい大切です。
冷え込む朝、布団から出るのが億劫になる気持ちはよくわかります。しかし冬の朝は最も集中できる時間帯でもあります。寒さで頭が冴え、短時間でも密度の高い勉強がしやすくなるからです。

もし朝が不安な人は前日の夜のうちに「やることリスト」を机の上に出しっぱなしにしておくのがおすすめです。椅子に座った瞬間から動き出せる仕掛けを作ることで寒い朝でも自然にエンジンがかかります。

風邪対策として、加湿と睡眠をしっかり整えて、体力を落とさないようにしましょう。

冬の勉強は体調管理も実力のうちです。

 

 

上平中の1年生は今週校外学習。大石中の2年生は来週東京での校外学習。
学年を締めくくる大切な行事です。普段の教室では見えない友達の一面を知ったり班で計画を立てて行動したり、学びと経験が一度に詰まった1日になります。社会科の学びを実際の街で確かめる貴重な機会です。ただ気温差が激しい時期でもあるので、行く前に防寒の準備は万全にしておきましょう。

 

中3にとっての「12月」はどう過ごす?

さて、本題に戻ると中学3年生にとっての12月は年間を通しても最も重要な一か月です。というのも
 
学力の伸びがまだまだ期待できる最後の時期であること
この1か月は、毎日の学習量がそのまま学力に反映されやすい時期です。基礎を固め、過去問を解き、弱点をピンポイントで潰していく。特に「数学の計算力」「英語の文法」「理科・社会の知識整理」は、12月の努力が一番伸びやすい分野です。

  年末年始のペースダウンを避ける準備期間であること
冬休みは時間がある一方で生活が崩れやすい時期でもあります。また、年末の雰囲気やお正月ムードで気持ちが緩みやすいのも事実です。だからこそこの12月に勉強のリズムと量を確立しておくことがとても重要です。

 

今やっている努力は、必ず「86日後」に現れる

受験は長い戦いですが、残りが86日になるとゴールが目に見える距離に近づいてきます。

今の勉強が不安でも大丈夫です。その不安が具体的な不安を感じているなら真剣に受験と向き合っている証拠です。そしてその不安を一つひとつ丁寧に解消していく作業こそが受験勉強そのものです。

ただし漠然とした不安は危険です。自分がどこでつまずいているか、自分に何が不足しているかを早急に見つけ出す必要があります。次回はこの点についてお話しします。

 

追い込みが始まるこの季節、存分に頑張っていきましょう。