県立高校入試まであと6日。
公立高校入試まで、あと6日
いよいよ一週間を切りました。
ここから先大事なのは今ある力を当日にそのまま出すことです。
直前で一番危険なのは不安を理由に新しいことへ手を広げることです。難しい問題集に手を出したり、今まで避けてきた単元を一夜漬けで埋めようとしたりする。気持ちは分かるけれどここでそれをやると失敗しやすい。
必要なのは「知っていることを確実に取る」ことです。
入試は満点を取る試験ではなく合格点を取りに行く試験です。ケアレスミスを回避して取れる問題をいかに落とさないか。つまり知っているのに焦って読み違えるミス、時間配分を間違えて最後の問題が空欄になるミス。直前期はこういった「もったいない失点」を潰すだけで点が上がります。
では具体的に何をするか。まず、過去問を使うなら解くことより「解いた後」が本番です。間違い直しは答えを見て納得して終わりにしない。なぜ間違えたのか原因を言葉で言えるところまで持っていきます。知識が抜けていたのか、計算ミスをしていたのか、条件の読み落としなのか、時間が足りなかったのか。直前期に伸びる子は、間違いを「情報」に変えるのがうまい。ここの処理は受験だけでなく今後の人生にも影響してきます。
次に、毎日やることのルーティン化です。英単語や理社の一問一答のような暗記事項は時間を決めて短く回し続ける。だらだら長時間やると脳が鈍るので短時間の高頻度にする。数学の計算や国語の読解も「手が勝手に動く」レベルまで整える。勝ち筋は地味ですが反復です。
私の中学時代の英語の先生が教頭先生で栗林先生といいますが、彼は私たちによく「くりかえし くりかえし 栗林」と言って英語は繰り返しで覚えろと何とも言えないギャグで脳にインプットさせました。おかげで今でも覚えていますよ、上手いなあの先生。
皆さんは北辰テストや塾での模擬問題ですでに時間配分は完成していると思いますが、前半に時間を使いすぎて後半が崩壊するパターンには注意してください。解ける問題を後回しにして、難しい問題に粘り、最後に空欄が増える。これは最悪です。
本番のあなたは、今日のあなたより焦っている。だからこそ、迷ったら一旦飛ばす、後で戻る、見切る。なかなか怖い判断になることもありますが、解いてから戻ってくればいいのです。まず点を取る、それを重視してください。
そして、コンディション管理も得点に影響します。睡眠は削らない。食事も極端に変えない。カフェインも取りすぎない。体調が荒れることが一番の失点要因です。
最後に、入試当日について。当日の行き方は必ず復習しておきましょう。電車なら乗り換えとホーム、出口、バス停の位置まで確認する。目的は不安を消すことではなく、当日の本来なら不要な判断を減らすこと。余計な迷いを排除すれば試験開始前の不安も減ります。
のこり6日。今できることをしっかりと。
試験は楽しんで受けてきてください。